他人を見下す若者たち/速水敏彦
『他人を見下す若者たち』というタイトルや『「自分以外はバカ」の時代!』という帯のコピーに惹かれて買った人が多かったようです。
しかし、おそらく多くの人は期待はずれに終わったと思います。
まえがきを読んだだけでも著者のスタンスがわかります。
「最近の若者は…」的な表現にならないように注意はしているようですが、全体を通して、著者の「最近の若者に対する違和感」を吐露しているに過ぎません。
憶測による言説が多い・根拠に乏しい・説得力を感じない等、学術書としての信頼性もなければ一般書としての娯楽性もありません。
結局、一番惹かれたのは本のタイトルと帯のコピーだけでしょう。
でもこれは、おそらく著者とは関係なく出版社によるものです。
そういう意味では、売上を伸ばした出版社の作戦勝ちということでしょうか。
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