チャイ・コイ/岩井志麻子
官能小説なるものを久しぶりに読みましたが、岩井志麻子はやっぱりすごいですね。
それにしても、このねちっこいセックスの描写もすごいですね。
それ以上にすごいのは、この作品が官能小説というよりはほとんど実話に近い私小説ではないかということです。
実際に岩井志麻子は、ベトナムへ旅行して(このときは一人ではない)現地の青年に一目惚れして、一日にしてこの作品を書き上げたそうです。
そしてこの作品で婦人公論文芸賞まで貰っています。
その後もしばらく、このベトナムの青年との関係は続いていたそうです。
また、この作品で出てくる担当編集者というのが、後に岩井志麻子と結婚する本当の担当編集者の「ジミーちゃん」ではないかと思われます。
このあたりの経緯は「志麻子のしびれフグ日記」に詳しくありますのでそちらを読んでください。


